奈良の和菓子屋・中西与三郎へかき氷を食べに行ってきました!
和菓子屋の手掛けるかき氷は、洋菓子テイストのかき氷と異なり、どこか心落ちつく、安心感のある味わいに仕上がっています。
奈良町の風情を楽しむ旅の合間に、中西与三郎の美味しいかき氷をおススメします。
目次
中西与三郎とは
奈良町にある大正2年創業の和菓子屋さんです。
昔ながらの和菓子だけでなく、ワインのわらび餅やブランデーのわらび餅など、和洋折衷の和菓子にも力を入れているお店です。
お店は、昔ながらの奈良町の建物で、店頭での販売だけでなく、店内での喫茶もされています。夏場は、奈良の素材を使用したかき氷を楽しむことができます。
また、和菓子作り体験もされているようです。
さて、そんな中西与三郎の店構えを紹介します。
外観
奈良町に溶け込む、素朴で趣のある店構えです。
ディスプレイには、ギフト商品やかき氷のサンプルが陳列されています。
店内は、どんな雰囲気なんでしょうか。

店内
扉を開け、入ってすぐに、販売スペースがあります。
和菓子屋によくある雰囲気のディスプレイで、上生菓子やお団子、それにわらび餅を販売しています。しかし、わらび餅には、ブランデーやワインを使用した変わり種もあります。



そして、右側にはカウンターの喫茶スペース。
こちらは、外からの自然光がしっかりと入り、オシャレなスペース。
このスペースで、目の前で和菓子を作ってくれるのでしょうか?


そして、販売スペースとカウンターの間には、奥へと続く通路があります。

少し入ると、そこには、昔の建屋をリノベーションしたのか、オシャレな空間があります。
昔の釜跡には、せいろ(蒸し器)が置かれて、和菓子屋の雰囲気を演出。
さらに、和室スペースも喫茶フロアになっています。


喫茶スペースに入ってから、入り口方面を撮るとこんな感じです。

お洒落な喫茶スペースに入り、メニューを確認し、注文することにしました。
メニュー
喫茶メニューには、和菓子屋らしいわらび餅や葛餅、上生菓子のセットなどがあります。
しかし、やはりこの時期に見るなら、夏場ならではかき氷メニュー!
かき氷は、大和茶と和三盆糖、黒糖、梅、イチゴなどがあります。
トッピングに団子やわらび餅をつけることもできます。
数からメニューから、今回は単品わらび餅(ほうじ茶付き)と、おすすめと書かれた梅紫蘇を注文することにしました!




わらび餅 単品 500円(ほうじ茶付き)
まず、初めにきたのはわらび餅!
こちらは、単品で頼んでもほうじ茶が付いてくるのがありがたい!
大和茶のわらび餅を選ぶことができますが、そちらは+50円になります。
お抹茶付きでは800円、珈琲付きでは680円になります。
肝心の味は、つるんと少し歯切れのよい食感で、きな粉の風味を楽しめる仕立てとなっています!
個人的には、もちっとしたわらび餅が好きなのですが、私の好きなわらび餅特集はまた別の機会にブログに上げさせていただきたいと思います!

わらび餅を堪能していると、次には本命のかき氷がやってまいりました!
梅紫蘇かき氷(830円)
奈良県月ケ瀬産の梅で作った自家製梅蜜を使用したかき氷だそうです。
奈良県の月ケ瀬といえば、梅の産地で有名です。
淡い赤色のシロップが紫蘇でしょうか。その上には、梅の甘露煮の刻みがトッピングされています。
かき氷の氷は、とてもきめ細やか!一口たべると、梅甘露煮の風味と程よい甘み、口溶けの良い氷の一体感がとても美味しい!
梅と紫蘇の組み合わせといえば、梅干を連想するかもしれませんが、全然そんなことなく、スモモのようなとてもフルーティーな味わいです。
和菓子屋でしか味わえないであろう逸品で、これはクセになります!
他にも、奈良県産の素材を使用したかき氷が気になるところです。
また、伺ってみたいと思います。
私のブログをご覧の方で、観光で奈良町へお越しの際は、ぜひ立ち寄って頂きお試しください!



店舗情報
店名:寧楽菓子司 中西与三郎
住所:奈良県奈良市脇戸町23
TEL:0742-24-3048
営業時間:9:30~18:00
喫茶:平日10:30~18:00、土日祝10:00~18:30

